A N N U A L R E P O R T
2005年4月1日∼2006年3月31日
フィールズ株式会社
証券コード:2767「すべての人に最高の余暇を」
フィールズ株式会社は、1988年に設立されたパチンコ・
パチスロ遊技機の流通商社です。パチンコ産業は、日
本の余暇市場の35%以上を占める娯楽産業であり、
その市場規模は29兆円に達しています
*。そのなかで
当社は、全国各地のパチンコホール約10,000店と、
ほぼ全てのパチンコ・パチスロ遊技機メーカーと継続
的に取引しています。全国規模の販売ネットワークを
活かしてホール・メーカー双方の売上増に寄与する流
通商社最大手の地位を確立し、自らも高い収益力を維
持してきました。
現在、遊技機とホールの魅力向上によるファン層の拡
大をめざして、国内外の有力なキャラクター版権を次々
と取得しています。取得した版権に付加した商品企画
を提携メーカーに供給し、商品化された遊技機を自ら
市場に流通させるファブレス企業として業界における
独自の地位を築いています。さらに、こうした確固たる
事業を基盤に、一次コンテンツの創出や商品化権の取
得を遂行し、戦略的なマーケティングに基づく綿密な展
開設計によりパチンコ・パチスロ、ゲームをはじめとす
る多様なメディアにコンテンツを展開する「コンテンツ
プロバイダー」を志向し、具体化を進めています。
* 出典:「レジャー白書2006」(財)社会経済生産性本部
プ ロ フ ィ ー ル
コンテンツ
企 業 理 念
売上高推移(単位:百万円) 営業利益推移(単位:百万円)/ 営業利益率推移(%)
当期純利益推移(単位:百万円)/ 当期純利益率推移(%)
見通しに関する注意事項
本冊子の記載内容の計画および業績予測は現在活用できる情報 を基礎としており、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。し たがって、予測の基礎としたさまざまな要因の変化により、実際の 事業内容や業績が記述の予測とは大きく異なる結果となる可能性 があることをご承知おきください。
個 別 連 結
2006 2006
2005 2005
2004 業績(百万円)
財務状況(百万円)
その他のデータ 売上高 売上原価 売上総利益
販売費及び一般管理費 営業利益
税引き前当期利益 当期純利益
流動資産 総資産 短期借入金
1年内返済予定長期借入債務 株主資本
売上総利益率 営業利益率 1株当たり利益
期末時点の発行済み株式数
¥ 66,211 44,633 21,578 9,711 11,866 12,189 6,620
¥ 28,152 37,115 3,000
― 14,507
32.59% 17.92%
¥ 40,465 161,500
2004
¥ 81,658 56,905 24,752 12,655 12,097 12,560 6,926
¥ 57,000 72,584 656 341 33,426
30.31% 14.81%
¥ 19,888 347,000
¥ 79,970 55,787 24,182 11,906 12,275 12,197 6,721
¥ 52,562 68,354
―
― 33,414
30.24% 15.35%
¥ 19,289 347,000
¥ 65,140 43,975 21,164 9,213 11,951 12,040 6,520
¥ 27,233 37,114 3,000
― 14,701
32.49% 18.35%
¥ 39,846 161,500 財務ハイライト
市場環境
フィールズの歩み 社長メッセージ PS・フィールド ゲーム・フィールド その他フィールド 財務セクション IRインフォメーション 企業データ
グループ会社一覧
01 02 04 06 12 15 16 17 35 36 38
財務ハイライト
¥ 88,251 61,682 26,568 14,071 12,497 12,578 6,934
¥ 64,224 82,304
―
― 39,242
30.11% 14.16%
¥ 19,681 347,000
¥ 96,814 67,077 29,737 17,389 12,348 13,034 7,085
¥ 69,879 87,556 730 324 39,411
30.72% 12.75%
¥ 20,118 347,000
88,251 96,814
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 34,560
65,140 79,970 66,211 61,041
61,888
81,658
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 5,730
11,951 12,275 11,866
7,236 6,781
12,097
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 3,041
6,520 6,721 6,620
3,786 3,524
6,926 個別営業利益
連結営業利益 個別営業利益率 連結営業利益率 個別当期純利益率 連結当期純利益率 個別売上高
連結売上高 個別当期純利益
連結当期純利益
6,934 7,085 12,497
12,348
8.8 6.25.7
10.0 10.0 8.5
7.3
8.4 7.9
16.6
11.9
18.417.9
15.3 14.8 14.2 12.8 11.0
パチンコ産業は日本の代表的な大衆娯楽産業であり、その市場規 模は約29兆円に達し、余暇市場規模の35%以上を占めています。参 加人口は、エンタテインメント環境の多様化によるニーズの分散化や 1995年の規則改正などにより減少傾向にありましたが、2003年を機に 下げ止まりの様相を呈しています。今後は、新たなファン層獲得に向け て、幅広い人々のニーズに応える遊技機やホール空間の創出、サービ スの開発など多様なアプローチが求められています。
近年、パチンコホールのチェーン化が進み、新規出店の大型化や既 存店の増床が加速し、総ホール数の減少、設置台数の増加が続いて います。また、遊技機の入替による集客再投資が活発化しており、遊 技機の年間回転数も1999年を境に向上し続けています。2004年の 風営法規則改正後は、遊技機のゲーム性や画像表現によるエンタテ インメント性を重視する傾向が強まり、幅広いファン層を獲得できるコン テンツの登場が待たれています。
※遊技機の年間回転数=販売台数÷設置台数
パチンコ遊技機の販売台数は2001年以降増加を続けています。今 後は、2004年の規則改正後の新規則対応機に続々と採用されている 有力キャラクターとそのストーリー性がもつ集客力により、幅広いファン 層の取り込みが見込まれるため、さらに販売台数の伸張が期待されます。 パチスロ遊技機は、近年、画像ハード・ソフト技術を活かした機種展 開により、若年層を中心にファン層が広がり続け、急激に市場規模を 拡大するとともに販売台数を伸ばしてきました。2004年の規則改正に おいて射幸性が制限されたことから、今後はこれまで以上にエンタテイ ンメント性を活かしたコンテンツの開発が求められています。
市場環境
ファン層の拡大に向けて、パチンコ産業は新たな時代へ。
日 本 特 有 の 大 衆 娯 楽 産 業 とし て
発 展し て き た パ チ ン コ・パ チ ス ロ 産 業 は 、
現 在 、余 暇 ニ ー ズ の 多 様 化 や
ハ ード・ソフト 技 術 の 進 化 、遊 技 機 の 規 則 改 正 な ど 、
さ ま ざ ま な 社 会・市 場 の 変 化 を 背 景 に 、
大 き な 転 換 期 を 迎 え て い ま す 。
ゲ ー ム 性・エ ン タ テ イン メント 性 を 備 え 、
幅 広 い ファン 層 か ら 支 持 さ れ る
新し い 余 暇 産 業 とし て 発 展し て い くた め に 、
今 、パ チ ン コ 産 業 に は 既 成 の 枠 を 超 え た
新 た な 取り組 み が 求 めら れ て い ま す 。
パチンコ産業の可能性
∼ 求められるファン層の拡大
遊技機市場の現状
∼ 高まるホールの集客再投資
遊技機販売分野の展望
∼ 求められるゲーム性・エンタテインメント性
パチンコホールの収益構造 余暇市場に占めるパチンコ産業比率
パチンコ産業市場/参加人口の推移
パチンコホール数および1店舗当たりの遊技機平均設置台数推移
パチンコ遊技機販売の市場規模推移
遊技機の設置台数および年間回転数
パチンコ産業 28.7兆円
(35.9%) ゲーム・ギャンブル・飲食
25.2兆円(31.4%)
余暇市場全体 80.1兆円 スポーツ
4.2兆円(5.4%)
観光・行楽
10.6兆円(13.3%) 11.1兆円(13.9%) 趣味・創作
余暇市場全体 パチンコ市場規模(兆円) 遊技参加人口(万人)
パチスロ遊技機販売の市場規模推移
遊技場総件数(軒) 1店舗当たり設置台数(台) 遊技機設置台数(万台) 遊技機年間回転数(回)
景品 26.0兆円
パチンコ産業市場規模 28.7兆円 (貸し玉料総計)
新台入替費
(遊技機購入費) ■新店・改装費 ■宣伝広告・サービス費
■周辺機器費
■その他経費
■純利益
粗利益 2.7兆円
粗利益 2.7兆円
集客再投資
遊技機市場 約1兆4,102億円
・パチンコ遊技機 8,672億円
・パチスロ遊技機 5,430億円
パチンコ遊技機販売台数(万台) パチンコ遊技機市場規模(億円) パチスロ遊技機販売台数(万台) パチスロ遊技機市場規模(億円)
30.0 28.4 28.0 28.5 28.7 27.8 29.2 29.6 29.5
0 20 40 60 80 100
0 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 89.0 87.0 87.0 86.0 85.0 83.0 83.0 82.0 81.3
28.7 80.1
1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2,760
2,310 1,980
1,860 2,020
1,930 2,170
1,740 1,790 1,710
1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 0
5,000 10,000 15,000 20,000
490 15,165
0 100 200 300 400 500 600
0.6 0.4 0.2 0 0.8 1.0 1.2
0 200 250 300 350
1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 487 476 471 471 476 479 486 489 497 0.90
0.71 0.67
0.86
0.95 0.95 0.96
1.13 1.15 1.20 323.1
18,164 17,773 17,426
17,173 16,988 16,801 16,504
15,617 16,076 268.0 268.0 270.3 274.3 279.9
284.9 294.7
318.2 304.3
405
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 9,000
7,000 8,000
0 100 200 300 400 500
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
0 50 100 150 200
1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005
8,672
394
285 236
313 323 317 369
401 3,623 337
5,184 5,684 5,691
5,615 6,707
7,864
5,430
42 53
78 93
113 129 150
184 180
168
1,828
2,353 2,693 3,146
3,513 3,966
5,255 5,248
当社は独立系流通商社の強みを活かし、複数メーカーの機種を広 く取り扱うことで、ホールへ多様な機種ラインアップを提案しました。 きめ細かなマーケティングに基づく提案は、ホールにおける最適機種 の選択を可能にし、魅力と集客力向上を実現しました。こうした展開 により、各ホールがそれぞれ1メーカーの機種のみを設置するという従 来の業界構造を変化させ、ファンの満足度向上と、メーカーの販売ルー ト拡充に貢献しました。
余暇市場の拡大に伴って娯楽に対する人々の嗜好とニーズが多 様化するなか、当社はマスメディアを活用し、パチンコ・パチスロに関 するエンタテインメント情報を広く発信し、娯楽産業としての認知度 向上に貢献しました。また、遊技機や市場動向などのマーケティング 情報をホールに広く提供することで、全国のホールの情報化にも貢 献しました。
当社は遊技機の新たな魅力を模索し、ゲーム性の高い遊技機の 重要性に着目してパチスロ遊技機のメーカーと提携してきました。 液晶技術・半導体技術を駆使して豊かな動きとストーリー性を実現し たキャラクター採用機をいち早く販売し、爆発的なヒットを記録してエ ンタテインメント機全盛の口火を切りました。それ以来、コンテンツの 企画・販売機能を強化しながら、遊技機のみならず幅広いチャネルへ の多元展開をめざしています。
フィールズの歩み
遊技機流通商社からコンテンツプロバイダーへ。
「 す べ て の 人 に 最 高 の 余 暇 を 」と い う企 業 理 念 の も と 、
当 社 は 人 々 に 最 も 身 近 な 娯 楽 で あ る
パ チ ン コ・パ チ ス ロ 市 場 に 注 目し 、
さ ま ざ ま な 新し い 取り組 み を 通 じ て
市 場 を 活 性 化 さ せ 、
多く の パ チ ン コファン と 、ホ ー ル 、メ ー カ ー を 結 ぶ
独 自 の 地 位 を 築 い て き まし た 。
こ の 歩 み は 、次 な る 市 場 創 造 に 向 け て
加 速し て い ま す 。
遊技機流通のオープン化をめざして
業界の認知向上と活性化のために
コンテンツプロバイダーへの進化
1988 ∼
1992 ∼
2000 ∼
● 遊技機販売事業を目的に名古屋で設立
● 営業所を東京・九州へ展開
● レジャーニッポン新聞社を吸収合併し、産業ビジョンに着手
● ホール経営支援システム「ホールTV」を開始
● 東北・中国・四国、関西へと全国展開
● 遊技機メーカーサミー(株)と販売提携
● 三井物産(株)と共同でパチンコ 業界向けCS放送「パチンコ情報 ステーション」を開始
● サミー(株)とパチスロメーカー(株)ロデオ社を設立
● キャラクター採用パチスロ遊技機のブームに火をつける
● プロフェッショナル・マネージメント(株)、 トータル・ワークアウト(株)設立
● フィールズ(株)に社名変更
● ホワイトトラッシュチャームズ ジャパン(株)設立
● 世界の建築家を集め、ホールデザインコンペを開催
● JASDAQ上場
● サミー・「フィールズ専用パチンコ遊技機」販売開始
● SANKYOグループ・(株)ビスティ社と業務提携
● (株)サン・アールアンドピーと業務提携
● 「K-1」運営会社(株)FEGと業務提携
● 全国の営業所をショールームにリニューアル
●(株)オリンピアと「ゴールド・オリンピア」ブランド パチスロ遊技機販売開始
● (株)ディースリー・ パブリッシャーを連結子会社化
● (株)角川春樹事務所の株式取得
● ジェイ坂崎マーケティング(株)の株式取得、連結子会社化
● 子会社3社を経営統合
ジャパン・スポーツ・マーケティング(株)を設立
支店数(軒)
2001年 3月期
※ 2006年4月 新支店開設 30支店へ 2002年
3月期 2003年 3月期 2004年 3月期 2005年 3月期 0
5 10 15 20 30 25 35
0 100 200 300 400
6,781 82
173 222
367 377 390
61,888 66,211
81,658
23
26 27 27
29 29
2006年
3月期 2001年 2010年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年
2003年
3月期 2004年 3月期 2005年 3月期 2006年 3月期
出典:経済産業省 「コンテンツ産業の現状と課題」 1,000
2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000
0
2,532 3,268 182 418
34 92
56 6,861
446 299 698
5,364
8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0
11,866 12,097 12,348
0 20,000 40,000 60,000 80,000
100,000 96,814
社長メッセージ
さらなる飛躍に向けて。
「点検・検証・改善の期」と位置づけ
さまざまな施策を展開。
フィールズ株式会社 代表取締役社長
山本 英俊
当社は、 「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の下、
パチンコ・パチスロ遊技機の販売事業を中核的な強みとしながら、
自ら創出または二次利用目的に取得した商品化権などのライツを
基に商品の企画・開発を行い、パチンコ・パチスロ遊技機、ゲーム
ソフト、アニメなど多様なメディアへ幅広く展開する「デジタルコン
テンツ」事業に取り組んでいます。パチンコ・パチスロ業界におい
ては、営業社員400名・全国30支店体制という業界屈指の全国
販売網を有すると同時に、その体制を基礎にした綿密なマーケティ
ングに基づいて、市場ニーズを反映させた訴求力の高いキャラクター
などの商品化権を取得し、商品企画を付加した良質なソフトを各
種メディアにわたって提供するコンテンツ事業を展開中です。
現在、当社の主力事業であるパチンコ・パチスロ市場では、ホー
ルの大型化が進み、全国パチンコホールの遊技機設置台数は
500万台弱と安定した規模を維持しています。こうした状況下、遊
技機販売市場は、大型店を中心とする熾烈な集客競争が旺盛な
新機種入替需要を後押しするという構造が定着し、パチンコ遊技
機の年間販売台数は累計400万台を超え、パチスロ遊技機は一
昨年の規則改正の影響から一時的に発売機種数は減少したも
のの1機種あたりの販売台数は伸び、全体としては総設置台数を
大きく上回る販売台数となりました。こうした市場環境下において、
当社は2006年3月期を各事業と組織体制をあらゆる角度から「点
検・検証・改善」する期と位置づけ、さらなる飛躍に向けて各種課
題に取り組んできました。具体的には、商品化権取得から商品企
画、画像開発までを一貫して担う開発本部やマーケティング室を
中心とする人員増強、さらに将来の販売網の拡大に備えて業務
効率化のための情報化投資を積極的に推進しました。またコンプ
ライアンスやコーポレート・ガバナンス体制の強化充実に取り組み
ました。
営業状況については、パチンコ遊技機販売において「CR新世
紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」が前作を超える大ヒット(当
社創業以来の最高販売台数)を記録したのをはじめ、提携メーカー
各社との商品化権および企画・画像の供給というビジネスフレー
ムを軌道に乗せることができ、 「CRマリリン・モンロー」 「CR明日
があるさ よしもとワールド」 「CR魁!!男塾」などが順調な売れ行き
となりました。パチスロ遊技機販売においては、規則改正の影響
で新機種適合が遅れるなどの事態を招きましたが、全国市場に精
通した当社のマーケティング分析を基に、販売量の最大化をめざ
し最適販売時期にタイミング良く市場投入した「俺の空」が、当
社イメージキャラクター・清原和博氏を起用したテレビCMの効果
と相まって、10万台を超える大ヒットとなりました。この他、業界初
の新規則対応機「新世紀エヴァンゲリオン」も新規則対応機とし
ては業界全体で最高の販売台数となりました。
なお、ゲーム事業の規模拡大に伴い、2006年3月期より、事業
別セグメントとして、 「パチンコ・パチスロ(PS)フィールド」 「ゲーム・
フィールド」 「その他フィールド」と記載しました。今後の当社のデ
ジタルコンテンツビジネス展開が、より投資家の皆様にご理解い
ただきやすくなるものと存じます。
連結売上高および連結営業利益推移(単位:百万円) 支店数および営業社員数推移
営業社員数(人)
連結売上高(百万円) 連結営業利益(百万円)
日本コンテンツの海外市場規模予測(単位:億円) 世界コンテンツ産業の成長率推移(単位:%)
アジア/太平洋 全世界 世界のGDP成長率 ゲーム関連 放送関連 出版関連 音楽関連 映画関連
6,000
3,000
0 9,000 12,000 15,000
コンテンツ展開 社長メッセージ
さらなる飛躍に向けて。
世
界 へ
世
界 へ
パチンコ・ パチスロ
(PS・フィールド)
ゲーム
(ゲーム・フィールド)
スポーツ
(その他フィールド)
映画・アニメ
(その他フィールド)
当社は、<すべての人に最高の余暇を>を企業理念として掲げ、
かねてよりデジタルコンテンツの多元利用を市場における競争優
位性構築に向けた成長戦略と捉え、その推進に注力してきました。
コンテンツビジネスの本質は、商業的に価値の高いコンテンツを
創出し、その多元的活用を図る点にあります。この点を踏まえ、現
在当社はパチンコ・パチスロ遊技機の販売における圧倒的な収
益力を強固な基盤とし、一次コンテンツの創出と多元的な二次
利用展開の推進をめざして関連会社やパートナー企業との連携・
強化を図っています。
PS・フィールド
2006年3月期は、安定的かつ魅力的な商品供給体制を構築す
べく、商品企画・開発の人材を積極的に採用しました。また、販売
力を拡充すべく、人員補強や熊本支店の新設などに取り組み、 “営
業社員400名、全国30支店”体制を確立し、今まで以上に安定的
な商品投入とその拡販を可能とする体制を築きました。
今後は、 「新世紀エヴァンゲリオン」に匹敵する戦略的キラーコ
ンテンツの企画開発に注力し、複数の大型商品を基軸とする販売
ラインアップの拡充を図ります。さらに、獲得したライツを、パチンコ・
パチスロ遊技機に限らず、ゲームなどさまざまなメディアへマルチユー
スしていくことをめざします。また、営業社員の教育研修に注力して、
顧客ホールから厚い信頼を寄せられる販売組織を創り上げていく
ことで、業界内におけるプレゼンスをますます高めていきたいと考え
ています。
ゲーム・フィールド
(株)ディースリーは、独自に展開している「SIMPLEシリーズ」
やグローバルコンテンツを使用したゲームソフト、当社のパチンコ・
パチスロ遊技機のシミュレータ・ゲームソフトなど、バラエティに富
んだゲームソフトを企画・販売しています。2006年3月期は、2005
年3月期に大ヒットしたパチンコ遊技機「CR新世紀エヴァンゲリオ
ン」をはじめ、シミュレータ・ゲームソフトのシリーズ化が軌道に乗る
など、当社とのコンテンツ共有が進みシナジー効果が現れつつあり
ます。
2007年3月期においては、グローバルコンテンツの一端として、
フルプライス大型作品「Flushed Away」を北米市場で先行投
入するほか、 「CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」
などのシミュレータゲームを積極的に展開するなど、当社との双
方向のコンテンツ創出・共有化を推し進め、経営基盤の強化を図っ
ていきます。
その他フィールド
映画・出版・スポーツ・アニメなどの分野で、一次コンテンツの創
出や二次利用を目的とする商品化権を取得し、コンテンツの多元
展開を図る収益力の高いビジネスモデルの確立に努めています。
今後は、出版・映画・音楽のメディアミックスに取り組む(株)角
川春樹事務所やスポーツコンテンツビジネスで先駆けるジャパン・
スポーツ・マーケティング(株) (以下、JSM)をはじめ、国内外の多
彩なアライアンスパートナーと連携し、コンテンツビジネス市場を牽
引していきます。
JSMは、国境を超えて多くの人々に夢を与え感動をもたらすスポー
ツの力に着目し、スポーツコンテンツ市場の創造を目的に、当社子
会社3社が事業統合を行い発足しました。野球、サッカー、ゴルフな
どのメジャースポーツを中心にイベント運営から放映権ビジネスま
でを手がけるとともに周辺コンテンツの商品化権取得活動を含む
ライツ事業、アスリートのマネジメントを通じてその能力を最高に発
揮させることを目的とするアスリート事業、 さらにはスポーツジムの「トー
タルワークアウト」を基盤に、多様な消費者の人生の価値観をグレー
ドアップさせるソリューション事業の3つの事業領域を複合させた、
世界にも類例が見られないビジネスモデルの構築をめざしています。
経済産業省は日本経済の未来を担う産業育成をめざす「新産
業創造戦略」 (平成16年5月発表)の中で、コンテンツ産業の将
来性に着目しアニメやゲームなどを中心とするデジタルコンテンツ
分野の成長性に期待を寄せています。当社は、パチンコ・パチスロ
遊技機の販売事業を基盤に、さまざまな企業とのアライアンスを通
じて、アニメ・映画・ゲーム・スポーツをはじめとするデジタルコンテ
ンツのマルチユース展開を積極的に推進し、グローバル市場にお
ける競争優位性の早期確立をめざし、<すべての人々に最高の
余暇>の実現を図っていきます。
新セグメントのご紹介
2006年3月期∼
∼2005年3月期
遊技機販売事業
その他の事業
PS・フィールド
ゲーム・フィールド
その他フィールド
当社
フィールズジュニア株式会社 株式会社ロデオ
株式会社デジタルロード
株式会社ディースリー・パブリッシャー
株式会社エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング D3Publisher of America, Inc.
D3Publisher of Europe Ltd.
ジャパン・スポーツ・マーケティング株式会社 株式会社角川春樹事務所
ホワイトトラッシュチャームズジャパン株式会社 株式会社データベース
株式会社イー・アクティブ(現・フィールズピクチャーズ株式会社) ジー・アンド・イー株式会社
株式会社エイプ その他コンテンツ事業
家庭用ゲームソフト等の 企画・開発並びに販売 遊技機の企画・開発および販売 遊技機のメンテナンス 遊技機の仕入
遊技機ソフトの企画・開発
事業区分 事業内容 会社名
デジタルコンテンツの多元的利用を推進し、
グローバル市場へ。
企画販売提携 コーポレート・ガバナンス体制
さらなる飛躍に向けて。
社長メッセージ
このような事業拡大に向けた体制の検証・改善を図る一方で、
内部管理体制の充実についても重要な経営課題と位置づけ、引
き続きさまざまな施策を展開しています。具体的には、本社17部門、
全国29支店、子会社4社を対象に、監査室による内部監査を実
施しました。そのほか、内部管理体制の充実に向けた業務改革プ
ロジェクトの立ち上げや社内情報の共有化を目的する会議体の
整備見直し、監査室、監査役会および会計監査人の三者間での
意見交換会の開催など、継続的に内部管理体制の充実に取り
組んでいます。
当社は今後も企業理念の実現をめざし、フィールズグループの
グループ価値向上に努めていきます。今後ともご期待ください。
当社は、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の下、 パチンコ・パチスロ遊技機の販売事業を中核的な強みとしながら、
自ら創出または二次利用目的に取得した商品化権などのライツを基に商品の企画・開発を行い、 パチンコ・パチスロ遊技機、ゲームソフト、アニメなど多様なメディアへ幅広く展開する
「デジタルコンテンツ」事業に取り組んでいます。
内部管理体制の強化を図り、
グループ価値向上をめざす。
TOPICS 1
グループのイメージキャラクターに
清原和博さんを起用。
コンテンツプロバイダーをめざしたフィールズのビジネススキーム
コン テン ツ プロ バイ ディ ング
携帯コンテンツ
テレビ番組・ テレビCM
映画・音楽
CD・DVD
パチンコ・ パチスロ 各種グッズ
アニメ
アーケードゲーム・ 家庭用ゲーム プランナー クリエイター プロデューサー
ファン/ユーザー
PS・フィールド ゲーム・フィールド その他フィールド
国内 ワー ルド ワイ ド スポーツ
キャラクター
コンテンツ開発
製 作
流 通
ゲーム マンガ・ アニメ
タレント・ アーティスト
各遊技機メーカー リサ ーチ
版権 取得
版権 展開 設計 版
権 取 得 版権取得
TV・映画
フィールズグループ コラボレーション
株主総会
取締役会
代表取締役社長
業務部門
監査役会
会計監査人
監査室 執行役員会
選任・解任 選任・解任
連携
連携 監査
会計監査
内部監査
選任・解任の同意
選任
・解 任
清原さんは、日本を代表するスラッガーと して知られ、その魂のこもったプレーには 老若男女を問わず幅広い人々から大きな 共感をもって迎えられています。こうした 清原さんの魅力とコラボレートすることで、 エンタテインメント・ファン人口の裾野拡大
に努めるフィールズグループの企業姿勢を広くアピールしていきます。
TOPICS 2
業界初のゲーミング&エンタテインメント
ビジネススクールを開講。
パチンコ・パチスロ市場が今後さらに成長・拡大していく ためには、業界が蓄積してきた経験を引き継ぎ、新たな 発想で次の時代を牽引していく優秀な人材が必要不可 欠です。こうした想いのもと、業界のリーディング企業で ある(株)SANKYO、サミー(株)との共同出資により、 スクールを設立しました。総合エンタテインメント業界 で能力を発揮できる人材の育成を図り、業界の発展に寄与していきます。
サミー(株)/(株)ロデオとの取引スキーム SANKYOグループ ・(株)ビスティとの取引スキーム (株)オリンピアとの取引スキーム
(ライツ・商品企画)
(総販売元)
パチンコホール
(保 通 協)
フィールズ販売 代行販売
(販売手数料) (卸売) 代理販売 パチンコ遊技機
(開発・製造)
パチスロ遊技機
(開発・製造)
(フィールズ専用モデル)
(ライツ・商品企画)
(総販売元)
パチンコホール
(保 通 協)
フィールズ販売 代行販売
(販売手数料) (卸売) 代理販売
パチンコ遊技機 パチスロ遊技機
(ライツ・商品企画)
(総販売元)
パチンコホール
(保 通 協)
フィールズ販売 代行販売
(販売手数料)
2007年3月期下半期発売開始予定 2006年5月発売開始
代理販売
(卸売)
パチンコ遊技機 パチスロ遊技機
(開発・製造)
サミー(株)/(株)ロデオ
当社は、優れた企画開発力を有し、近年はパチスロ遊技機のみな らずパチンコ遊技機のメーカーとしても高く評価されているサミーグルー プとの間で、パチンコ遊技機の戦略的な企画・開発・販売で協力しあ えるよう販売提携を強化しています。また、同グループ会社である(株) ロデオに資本参加し、その総発売元となっています。
2006年3月期は、(株)ロデオ製パチスロ遊技機「俺の空」をはじめ 数々のキャラクター機を発売しました。
SANKYOグループ・(株)ビスティ
当社は、パチンコ遊技機のトップメーカー・(株)SANKYOのグルー プ会社である(株)ビスティと業務提携しています。SANKYOグルー プは、業界屈指のブランド力と遊技機開発力、高度な液晶表示処理 技術を有しており、近年はパチスロ遊技機の分野においても高い評 価を獲得しています。こうしたSANKYOグループの強みと、フィールズ のもつ有力なキャラクター商品化権と企画開発力を融合したコラボレー ションを推進しています。
2006年3月期は、提携効果が本格化し、なかでもシリーズ第2弾で ある「CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」は前作を超え る販売台数を記録(累計15万台販売)しました。
(株)オリンピア
当社は、2006年3月期、パチスロ遊技機の老舗メーカーとして20余 年にわたって市場をリードしてきた(株)オリンピアとの業務提携に基 づき、商品企画・開発を推進してきました。提携商品は、当社が商品 化権および商品企画を提供し、(株)オリンピアが開発・製造を行い、 当社が総発売元となる「ゴールド・オリンピア」ブランドとして発売して いきます。
PS・フィールド
ファブレス企業モデルの
さらなる進化を追求。
業界シェアの推移(%)
2
0 4 6 8 10
0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000
12 600,000
提携先別販売台数の推移/業界シェアの推移
その他メーカー SANKYOグループ サミーグループ 提携先別販売台数の推移(台)
166,339 3.69
4.92
5.56 5.86
8.33
222,660 259,813
323,937 474,044
9.30 544,321
2004.3 2003.3 2005.3
2001.3 2002.3 2006.3
有力メーカーとの6ライン体制で、魅力的なコラボレ ーション商品を続々投入。
エ ン タ テ イン メント 性 の 高 い 遊 技 機 を 提 供 す る た め に ―― 。
当 社 は 、グ ル ー プ の 多 彩 な ネット ワ ー ク を 活 か し 、 コ ン テ ン ツ 企 画・開 発 と 商 品 販 売 を 担う
ファブレ ス 企 業 とし て 、 遊 技 機 メ ー カ ー 各 社 と の
コ ラ ボ レ ー ション 商 品 の 展 開 を 図って い ま す 。 ' 0 6 年 度 は 、( 株 )オリン ピ ア と の 提 携 を 進 め 、 ファブレ ス 企 業 モ デ ル の さら な る 進 化 を 追 求し て い ま す 。
※(株)ディースリー・パブリッシャーは、2006年4月1日付で「(株)ディースリー」に商号 変更し持株会社となりました。また、同日付で、会社分割により新たに「(株)ディースリー・ パブリッシャー」を設立し、主要事業である日本国内で展開するコンシューマゲーム事業 およびネットワーク事業等を承継しました。
持株会社体制で世界3極体制を構築。
PS・フィールド
提携各社とのコラボレーションタイトル
永く世代を超え愛される、本宮キャラクターの世界を再現! ――パチスロ遊技機「俺の空」
その他のタイトル(例)
「CR魁!!男塾」
C本宮ひろ志 / 集英社 / FIELDS CSammy CRODEO
C宮下あきら/集英社・ 東映アニメーション CSammy
C吉沢やすみ/オフィス安井 CSammy CRODEO
CGAINAX/Project Eva.・ テレビ東京
TM & CWarner Bros. Entertainment Inc. (s06) CGAINAX / Project Eva.
・テレビ東京
「ど根性ガエル」
「CRマリリン・モンロー」 「新世紀 エヴァンゲリオン」
パチンコ・パチスロシミュレーションゲーム(例) ゲーム・フィールド
魅力あるコンテンツを
グローバルに展開。
世 界 中 の 有 力 コ ン テ ン ツ を グ ロ ー バ ル マ ー ケット へ ―― 。
グ ル ー プ 子 会 社 で あ る( 株 )ディー スリ ー※は 、 日 米 欧 の 世 界 3 極 を 軸 に 、
グ ロ ー バ ル タ イト ル を 展 開 す る 体 制 を 構 築し て い ま す 。 今 後 は 、フィー ル ズ とと も に
有 力 コ ン テ ン ツ の 創 出・共 有 化 を 進 め 、 世 界 の デ ジ タ ル コ ン テ ン ツ 分 野 で 確 固 た るプレ ゼ ン ス を 築 い て い き ま す 。
世界的なゲームイベントE3に出展
ディースリー(持株会社)
「CR新世紀
エヴァンゲリオン」 「CRマリリン・モンロー」 「新世紀エヴァンゲリオン
セカンドインパクト&
パチスロ新世紀エヴァンゲリオン」
CBisty
CGAINAX/Project Eva.・テレビ東京
C2005 D3 PUBLISHER CBisty CGAINAX/Project Eva.・テレビ東京
C2005 D3 PUBLISHER
TMMarilyn Monroe, LLC by CMGWorldwide.com; www.MarilynMonroe.com.
C 2005 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
TMMarilyn Monroe, LLC by CMGWorldwide.com; www.MarilynMonroe.com. C 2005 Twentieth Century Fox Film Corporation
(C1955 Charles K. Feldman GroupProductions, renewed 1983). All rights reserved. CBisty CD3 PUBLISHER
TMMarilyn Monroe, LLC by CMGWorldwide.com; www.MarilynMonroe.com. C 2005 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
C Marilyn Monroe, LLC by CMGWorldwide.com; www.MarilynMonroe.com. C 2005 Twentieth Century Fox Film Corporation
(C1955 Charles K. Feldman GroupProductions, renewed 1983). All rights reserved.
グローバル体制
D3Publisher of Europe
D3Publisher of America
ディースリー・パブリッシャー (D3P) D3DB S.r.l
エンターテインメント・ ソフトウェア・ パブリッシング
当社と(株)ディースリーの緊密な連携により、欧米市場における商 品化権取得活動に注力するとともに、2006年3月期は、格闘技「K-1」 のゲームソフトのシリーズ化や、シミュレーション・ゲームソフト「CR新世 紀エヴァンゲリオン」が15万本を超える大ヒットを記録するなど、両社の コンテンツ共有・コラボレーション商品の積極展開を図っています。
グループ子会社である(株)ディースリー・パブリッシャーは、家庭用ゲー ム機向けゲームコンテンツのグローバル展開を強化するため、2006年 4月、会社分割による持株会社体制へ移行しました。具体的には、(株) ディースリー・パブリッシャーが日本を中心とするアジアを、連結子会社 である北米、欧州の現地法人がそれぞれの地域でゲームソフト事業の 展開を図り、ワールドワイド展開を戦略的に行うタイトルについては、コ ンテンツを持株会社((株)ディースリー)で保有し、各地域事業会社に
供給する体制を構築してい ます。こうした体制により、高 騰する開発費の回収リスク の分散を図るとともに、グルー プ経営資源の適切な配分 によるグループ価値の最大 化を図っていきます。
コラボレーションタイトルを積極的に展開。
サミー( 株 )製/( 株 )ロデオ製
パチスロ遊技機「俺の空」は、2001年発売の大ヒット機「サラリーマン金太郎」 シリーズ以来、第2弾となる漫画家 本宮ひろ志氏の作品「俺の空」をキャラクター に採用しています。同作品は、1975年から週刊プレイボーイでの連載で好評を 博し、1977年には劇場映画化され、コミックスは現在でも好評発売中と、世代を 超え幅広い共感を得ている本宮氏の代表作の1つです。発売にあたっては、野 球道の理想を求めて邁進する2006年度フィールズグループ・イメージキャラクター・ 清原和博さんが、CMなどのプロモーションに全面協力し、話題性を高めています。
パチンコ遊技機『CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト』は、人気ア ニメ「新世紀エヴァンリオン」をキャラクターとして採用して好評を博した『CR新 世紀エヴァンゲリオン』(累計12万台販売)をさらに進化させた後継機種です。 本機は、原作の名シーンをさらに充実させるなど、前機種のコンセプトを踏襲しな がら原作の持つ世界観をよりダイナミックに表現し、ゲーム性を高めたマシンとなっ ています。パチンコファンのみならず、エヴァンゲリオンファン、アニメファンの方々 など、より幅広い層をターゲットとしています。
その他のタイトル(例)
2007年3月期発売タイトル
原作の世界観をさらに覚醒させるシリーズ第2弾! ――パチンコ遊技機「CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」
( 株 )ビスティ製
(株)オリンピアとフィールズの業務提携商品の第一弾となる本 機は、映画『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』の代表 的キャラクター「バッグス・バニー」を中心とした、キュートで元気なキャ ラクター達を採用しています。演出面においては、当社のコンテン ツ開発力とオリンピアの技術開発力を結集し、各キャラクターの個 性にこだわったきめ細やかな演出を満載し、ルーニー・テューンズ の世界観を存分に表現しています。
2007年3月期より本格的コラボレーション始動!
オリンピア今後、「ゴールド・オリンピア」ブランドとして、複数のコラ ボレーションタイトルを展開していく予定です。'07年3月 期については、上半期にパチスロ遊技機の発売を開始し、 下半期からはパチンコ遊技機の発売を予定しています。
ライツ事業
アスリート
事業 ソリューション 事業
ワールドワイドなスポーツコンテンツのプロデュース・オペレーション・ プロバイディング・パチンコ/パチスロを含む多様なメディア展開
スポーツ興行の根底であるジュニア層に 影響力の強いアスリートをマネジメント
トータルワークアウトの全国展開を通じ、 人生を濃密に生きるためのソリューション を提供
JSMのビジネスモデル
財務セクション
2006年財務報告
連結貸借対照表
連結損益計算書
連結株主資本計算書
連結キャッシュ・フロー計算書
連結財務諸表注記
独立監査人の監査報告書
18
22
24
25
26
27
34
スポーツ・エンタテインメント市場の
開拓に向けて。
多 彩 な 分 野 で 魅 力 あ る
1次 コ ン テ ン ツ を 創 出し て い くた め に ―― 。 グ ル ー プ 各 社 や 国 内 外 の さ ま ざ ま な 企 業 と の ア ラ イア ン ス を 通 じ て 、
ス ポ ー ツ か ら 映 画 、出 版 、ア ニ メ に い た る 多 彩 な 分 野 の 魅 力 的 な コ ン テ ン ツ の 発 掘 に 努 め て い ま す 。
今 後 は 、1次 コ ン テ ン ツ の 創 出 も 視 野 に 、 各 社 と の シ ナ ジ ー を さら に 追 求し 、 多 彩 な メディア に 展 開 す る
コ ン テ ン ツ プ ロ バ イダ ー 戦 略 を 強 力 に 推 進し て い き ま す 。
その他フィールド
FINANCIAL SECTION
有力なコンテンツの
創出・展開に向けて。
コンテンツ多元化スキーム
持分法適用関連会社である(株)角川春樹事務所は、出版・映画・ 音楽のメディアミックスの先駆者として知られています。当社は、2007
年春公開予定の大作映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」の制作委員 会に資本参画するなど、一次コンテ ンツの創出を視野に、さまざまな取り
組みを展開しています。
グループ子会社のジャパン・スポーツ・マーケティング(株)は、国境を 超えて多くの人々に夢と感動をもたらすスポーツの力に着目し、各種事 業によるスポーツ・エンタテインメント分野におけるビジネスモデル構築 をめざしています。将来的には、当社が推進するコンテンツプロバイダー 戦略の一角を担うビジネスとして、グループシナジーを追求していきます。
1次コンテンツの創出スキームの
確立に向けて。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」 スポーツ
アニメー ション
出 版
映 画 国内企業との
アライアンス
海外企業との アライアンス
※2005年7月、子会社化したジェイ坂崎マーケティング(株)は、2005年10月をもってプロフェッ ショナル・マネージメント(株)とトータル・ワークアウト(株)と経営統合し、統合後はジャパン・
スポーツ・マーケティング(株)として、連結対象企業となりました。
コンテンツ
連結財務ハイライト
概 況
経営成績の状況
フィールズの収益構造
パチンコ・パチスロ遊技機の販売台数推移(単位:台)
個 別 連 結
2006 2006
2005 2005
2004 2004
業績(百万円) 2003
財務状況(百万円)
その他のデータ 売上高 売上原価 売上総利益
販売費及び一般管理費 営業利益
税引き前当期利益 当期純利益
流動資産 総資産 短期借入金
1年内返済予定長期借入債務 株主資本
売上総利益率 営業利益率 1株当たり利益
期末時点の発行済み株式数
¥ 66,211 44,633 21,578 9,711 11,866 12,189 6,620
¥ 28,152 37,115 3,000
− 14,507
32.59% 17.92%
¥ 40,465 161,500
¥ 81,658 56,905 24,752 12,655 12,097 12,560 6,926
¥ 57,000 72,584 656 341 33,426
30.31% 14.81%
¥ 19,888 347,000
¥ 79,970 55,787 24,182 11,906 12,275 12,197 6,721
¥ 52,562 68,354
―
― 33,414
30.24% 15.35%
¥ 19,289 347,000
¥ 65,140 43,975 21,164 9,213 11,951 12,040 6,520
¥ 27,233 37,114 3,000
― 14,701
32.49% 18.35%
¥ 39,846 161,500
¥ 61,041 45,405 15,635 8,398 7,236 7,415 3,786
¥ 11,342 17,310
―
― 9,043
25.61% 11.86%
¥ 126,146 32,300
¥ 88,251 61,682 26,568 14,071 12,497 12,578 6,934
¥ 64,224 82,304
―
― 39,242
30.11% 14.16%
¥ 19,681 347,000
¥ 96,814 67,077 29,737 17,389 12,348 13,034 7,085
¥ 69,879 87,556 730 324 39,411
30.72% 12.75%
¥ 20,118 347,000
当連結会計年度におけるわが国経済は、原油価格の高騰など依然として不透明 感が残る状況にありましたが、企業収益の改善に伴う設備投資の増加、雇用情勢 の改善、日銀による金融政策の転換などにより国民各層に景況感の好転が定着 し景気回復基調であることが次第に明らかになってきました。
当社の主力事業であるパチンコ・パチスロ市場では、ホールの大型化がますます 進み、全国パチンコホールの遊技機総設置台数は500万台弱と安定した規模を 維持しております。こうした状況下、遊技機販売市場は大型店を中心とする熾烈な 集客競争が旺盛な新機種入替需要を後押しするという構造が定着し、パチンコ新 機種年間販売台数は類型400万台を超え、パチスロは一昨年の規制改正の影響 から一時的に発売機種数は減少したものの1機種あたりの販売台数は伸び、全体 として総設置台数は大きく上回る販売台数を示しております。
こうした環境下、当社はパチンコ遊技機販売におきましては、「CR新世紀エヴァ ンゲリオン・セカンドインパクト」が前作を超える大ヒット、当社創業以来の最高販 売台数を記録したのをはじめ、提携メーカー各社との商品化権および企画、並びに 画像の供給というビジネスフレームが軌道に乗り「CRマリリン・モンロー」「CR明 日があるさ よしもとワールド」「CR魁!!男塾」などが順調な売れ行きを見せました。 パチスロ遊技機販売におきましては、規則改正の影響で新機種適合が遅れるなど の事態を招きましたが、全国市場に精通した当社のマーケティング分析を基に、販 売量の最大化をめざし最適販売時期にタイミング良く市場投入した「俺の空」が、 当社イメージキャラクター・清原和博氏を起用したテレビCM効果などにより、10万 台を超える大ヒットとなりました。この他、業界初の新規則対応機「新世紀エヴァン ゲリオン」も新規則対応機としては業界全体で当連結会計年度中最高の販売台 数となりました。
こうした実績を受けて、遊技機売上高は旺盛な需要を背景に競争力に優れた商 品を投入したことにより、また遊技機手数料売上高においても販売台数の増加に
よって前連結会計年度を上回る慎重を見せました。販売管理費につきましては、販 売促進費のウエイトが高いパチスロ遊技機販売におきまして市場環境を見据えつ つ販売機種数を絞り込んだことを主要因に販売促進費が低減しましたが、㈱ディー スリー(以下ディースリーと呼ぶ)、ジャパン・スポーツ・マーケティング㈱(以下JSM と呼ぶ)の海外事業進出支援を主目的とした広告宣伝費の増加、PS企画開発体 制の充実並びに提携メーカー数の増加を受けた業務効率向上のための人員増及 び業務委託費の増加などにより、前年を上回る水準となりました。
その結果、売上高は96,814百万円(前連結会計年度比 18.6%増)、経常利益 は13,127百万円(同 5.2%増)、当期純利益は7,085百万円(同 2.3%増)となり ました。
事業の種類別セグメントの業績は次の通りであります。
PS・フィールドは「CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト」「俺の空」等が 市場で好評を得た結果、売上高は88,168百万円、営業利益は12,711百万円とな りました。ゲーム・フィールドは低価格ソフト「SIMPLEシリーズ」、フルプライスソフト
「K1-WORLD GP 2005」等を発売し、売上高は5,042百万円、営業利益は277 百万円となりました。
売上高
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度の81,658百万円に比較して18.6
%増の96,814百万円でありました。台数ベースでは、パチンコ・パチスロ遊技機の 総販売台数は前連結会計年度の474,044台に比較して当連結会計年度は 544,321台となり、割合にすると14.8%の増加となりました。
パチンコ遊技機の総販売台数は、「CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパ クト」の他「CRマリリン・モンロー」、「CR明日があるさ よしもとワールド」の好調
な販売により前連結会計年度の282,100台に比較して16.9%増の329,661台と なりました。
一方のパチスロ遊技機の総販売台数は、株式会社ロデオ製の「俺の空」など の販売が好調であったことから、前連結会計年比11.8%増の214,660台となりま した。
売上原価
当連結会計年度の当社グループの売上原価は、売上高の増加に伴い前連結会 計年度の56,905百万円から17.9%増の67,077百万円となりました。その結果、 当連結会計年度の当社グループの売上総利益は、前連結会計年度の24,752百 万円に比較して20.1%増の29,737百万円となりました。
販売費及び一般管理費
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度の12,655百万 円から37.4%増の17,389百万円となりました。増加の主な要因は営業社員等の 増加及び当連結会計年度より株式会社ディースリー、ジェイ坂崎マーケティング株 式会社が連結子会社となったことによる人件費の増加及び企業広告の実施に伴 う広告宣伝費の増加であります。
その結果、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度の12,097百万円 に比較して2.1%増の12,348百万円となりました。
売上高
当社グループの主な売上高はパチンコ・パチスロ遊技機の販売であります。パチンコ・ パチスロ遊技機の販売につきましては、当社支店の営業活動により直接パチンコホー ルへ販売する「代理店」販売方法と、販売の仲介を行う「代行店」販売方法があります。 代理店販売は、当社が遊技機メーカーより遊技機を仕入れ、遊技機使用者(パチ ンコホール)に販売するものであります。代行店販売は、当社が遊技機メーカーの販 売代行店(販売仲介業者)として、(a)遊技機メーカーとパチンコホールの売買契約 書作成業務代行、(b)販売代金の集金代行、(c)開店準備全般に関わる業務代行、
(d)アフターサービスに関わる業務代行等、を行うことにより、遊技機メーカーより代行 手数料を得るものです。
代理店販売と代行店販売では、売上等の計上方法に以下のような相違があります。 代理店販売につきましては、売上高は当社がパチンコホールに販売した遊技機の 代金が計上され(損益計算書上の勘定科目は商品売上高)、代行店販売につきまし ては、売上高は遊技機を販売した際に遊技機メーカーから受け取る代行手数料が計 上(損益計算書上の勘定科目は手数料収入)されます。
この販売方法の違いは、代理店販売及び代行店販売の遊技機の販売構成により 当社の売上計上額に影響を与えることを意味しています。
売上原価
当社グループの主な売上原価は、代理店販売に基づくパチスロ遊技機の仕入であり ます。その他に、パチンコ・パチスロ遊技機の販売において当社の2次代行店に支払 われる手数料があります。
販売費及び一般管理費
当社グループの販売費及び一般管理費は主に、営業社員及びその他の従業員に対 する人件費並びに地代家賃及びその他費用からなります。その他の費用の主なもの は、広告宣伝及びマーケティングの費用であり、連結ベースの合計で2004年3月期は 1,422百万円、2005年3月期、2006年3月期はそれぞれ2,873百万円及び3,905百万 円でありました。同費用は主に業界の展示会、テレビ及び新聞等を通じての販売費 用であります。
代理店販売 代行店販売
全国 パチ ンコ ホー ル
︵ユ ーザ
ー︶ (販売仲介) 代行店 当 社 商品搬送 売上
代金送金 仕入
代金回収
手数料 支払
パチ スロ 遊技 機メ ーカ ー
︵︵ 株︶ ロデ オ他
︶
全国 パチ ンコ ホー ル
︵ユ ーザ
ー︶ (2次) 代行店 当 社
(1次代行店) 商品搬送
代金回収
代金送金
代金送金
代金回収
手数料
支払 手数料 入金
パチ ンコ
・パ チス ロ 遊技 機メ ーカ ー 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000
売上高の推移(単位:百万円) 2002年
3月期 2003年 3月期 2004年 3月期 2005年 3月期 2006年 3月期
個別売上高 連結売上高
パチスロ遊技機 パチンコ遊技機 88,251
96,814 79,970
81,658 34,560
61,041 65,140 61,888
66,211
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 2002年
3月期 2003年 3月期 2004年 3月期 2005年 3月期 2006年 3月期
181,114 (69.7%) 78,699 (30.3%)259,813 159,851(71.8%) 62,809
(28.2%)222,660
178,906 (55.2%) 145,031(44.8%)323,937
191,944 (40.5%) 282,100 (59.5%)474,044
214,660 (39.4%) 329,661(60.6%)544,321
営業利益(単位:百万円)/売上高営業利益率の推移(単位:%)
個別営業利益 連結営業利益 2002年
3月期 2003年 3月期 2004年 3月期 2005年 3月期 2006年 3月期
0 5 10 15 20 25
0 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000
14.2 12.8 12,348
12,497
個別営業利益率 連結営業利益率 16.6
18.4 17.9 15.4
14.8 11.9 11.0
12,097 5,730 7,236 6,781 11,951 11,866 12,275
2 0 0 6 年 財 務 報 告 FIELDS CORPORATION AND SUBSIDIARIES